巷で話題のETF!
今回は第2弾としてSPYDを調べていきます。
少しでもETFをかじった方であればご存じかと思いますが、高配当で有名ですよね。
SPYDについて
SPYDとは、正式名「ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF」と言います。
S&P500高配当指数の値動きに連動する事を目標としたETFです。
販売会社:ステート・ストリート
ベンチマーク:S&P 500 High Dividend Index
設定日:2015年10月21日
経費率:0.07%
配当利回り:3.6%
組み入れ銘柄数:79
ETFをご存じない方は以下に
構成銘柄

Public Storage | 1.58% |
Ventas Inc. | 1.57% |
Broadcom Inc. | 1.56% |
Xerox Holdings Corporation | 1.55% |
Leggett & Platt Incorporated | 1.50% |
Hanesbrands Inc. | 1.48% |
ViacomCBS Inc. Class B | 1.45% |
International Paper Company | 1.42% |
Simon Property Group Inc. | 1.42% |
Welltower Inc. | 1.42% |
組み入れ銘柄、約80社に対し均等に1.25%の割合で配分している為、ほとんどパーセントの差がありません。
構成セクターとしては、金融と不動産が高いですね。
SPYDのメリットデメリット
メリット
- 高配当でインカムゲインが期待できる
- 1株が安価で購入しやすい
- 経費率が安い事で長期運用に向いている
デメリット
- 高配当株は成熟企業の為、株価のキャピタルゲインは期待し辛い
- 配当金に頼っていることで、減配のリスクが存在する
- 2020年10月現在で、コロナショックから株価の戻りが悪い
メリットデメリットをしっかり判断しての投資をお勧めします。
SPYDとVOO

上記は過去5年間のパフォーマンスになり、青がSPYD、赤がVOOです。
キャピタルゲインに関してはやはりだいぶ差がありますね。
単純なリターンであればVOOに投資していれば良さそうな気がします。
SPYDに向いている人とは
上記のように単純に比較するとVOOに劣っているSPYDですが、
高配当である利点が確かにあり、SPYDには向き不向きがあります。
SPYDは高配当ETFです。
配当金は高いので、毎月いくらいくら欲しいという方には非常に向いています。
インカムゲインは安く買える時期に大量に仕込むことができれば、
株価が上がらなかったとしても毎月の収入にプラスすることができる。
この配当金を再投資せずに、生活の足しにする方にはお勧めできます。
しかしながら、再投資を行いインカムゲインをキャピタルゲインのような使い方をすることは
お勧めできません。
なぜなら、それを行うならばSPYDでなくてもいいからです。
それこそ、もともとキャピタルゲインに期待できるVOOに投資することをお勧めします。
普段の生活を少し楽にしたい!
これこそがSPYDに向いている方です。
ご紹介させていただいた、SPYDですが以前少し持っていました。
しかし値動きがもっと欲しかったので、売ってしまいました。
リスクをもう少しとって、リターンが欲しかったんです!←こんな人には向いていない
以上!
コメント